自分のポジションを譲れるか?

こんにちは!こあらです🐨

今回は【自分のポジションを譲れるか?】というテーマです。さて皆さんは、後退りすることなく今の自分のポジションを譲れますか?実際にこれが出来る人はごく少数なのではと思います。会社や所属するスポーツクラブ、どんな小さなコミュニティでも共通しているテーマです。「将来的な観測でいくと絶対に自分より適任である」こんな人が身近に現れた時、素直に席を空ける事が出来るでしょうか?官僚などの政治家や会社員、あらゆるコミュニティにおいて、この”自分を犠牲に出来る”能力は重宝される事と思います。これはなぜかという事を考えた時に、”周囲の人々を幸せにする”能力に近いものを感じます。

私は以前、足をケガした際に松葉杖を使ってバス通勤していた時期がありました。なかなかバスに乗らない生活を送っていた私ですが、”薄情な世の中”だなと感じた経験談があります。数ヶ月間このような生活をしていましたが、椅子を勧めて頂いた回数は2回のみ。内の1回に関しては、勧められた席へ移動しようとすると別の方が滑り込むように着席。当時は呆れて物が言えませんでした。皆さん疲れ切っていて人の事を構っている余裕なんてないのでしょう。私は人というよりは、これを生み出した現代社会について憤りを覚えました。

見方によると「恥ずかしくて言えない」「たまたま乗合せた人がそんなだっただけ」など色々な憶測はあると思います。過去にも〈意識高い系〉と罵る言葉が流行したように、日本人は抜きん出る才能を叩こうとする傾向が強いです。これは民族的な話で歴史が証明しているので仕方ありません。なかなか思った事を行動に移すのは容易な事ではありませんが、自分の人生を決めるのは自分自身です。「欲しがるだけの人間は何も得られない。まずは相手が欲するものを与えよ」という言葉が現代に残っているように、将来どちら側の人間に立っているかも今の自分に掛かっているのではないでしょうか?

こあら🐨

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