環境汚染問題と経済活動

こんにちは!こあらです🐨

今回は【環境汚染問題と経済活動】というテーマです。皆さんは学校教育の過程で”公害病”という言葉を聞いた事があるかと思います。日本の経済成長期に有害物質を海や川へ流してしまい環境汚染を蔑ろにしてしまった結果、それが元となり病気が発症したという感じです。日本ではこのような歴史を例題にして、人類の経済発展と環境問題には密接な関係があるという事を理解した方が多いのではないかと思います。当然ながら「世のため人のため」という想いで車を生産したり、飛行機や船、ロケットをつくっているということは事実です。しかし、このような経済活動によって”環境が破壊されている”という研究者の見解に注目が集まり、国を挙げて環境保全に取り組む事を決めているのです。先進国を主要として数年〜数十年に一度〈環境保全〉を議題として集まり、お互いの国同士を牽制する形でCO2削減等の環境保全に努める活動をしています。

この決議案が【京都議定書】や【パリ協定】と呼ばれているのです。少し砕いた言い回しですと、「5年以内にCO2排出量を○%削減します!」といったように各国が目標値を掲げ、日本で言う環境大臣にあたる人が「日本の実績としては○%でした」という報告と共に世界中から睨みを利かされるという感じです。この”環境保全”という視点で世界から見る日本は「掲げた目標を守ろうとしていない」といった見方が強いです。日本を含む”環境保全”に非協力的な国々は、外交面でも不利な状況下に立たされているというわけです。こうした背景の中、2019年11月にアメリカが”パリ協定”脱退を表明し、スウェーデンでは15歳の少女による「私達(子供達)の未来を奪わないで」という討議が行われました。

世の先代たちの経済活動によって、今の私たちの生活が成り立っていることは紛れもない事実です。技術の進化がもたらした影響は偉大ですが、同時に【失ってきたものも計り知れない】という事は万人に共通して”理解しておくべき事実”でもあります。昨今の日本ではビニール袋の有料化が主として普及してきましたが「それはなぜなのか?」「個人として何が出来るのか?」少しだけ未来を見据えた行動に繋がるはずです。

こあら🐨

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