生活コストを上げない

こんにちは!こあらです🐨
今回は【生活コストを上げない】というテーマです。さて皆さんは自身自身の〈生活コスト〉を把握していますか?一般的には、”家計簿”を利用して月々や年間での支出を管理するといった方が多いのではないかと思います。では、なぜ〈生計コスト〉を把握しておいた方が良いのか?という点から紹介したいと思います。例えばAというパン屋さんがあったとします。多くのパン屋さんは、パンの原材料である小麦やバターなどを購入し、売り物の”パン”を製造して販売しています。これに加えて”お店”という実店舗を持っているケースでは賃貸料や住宅ローンなどの必要経費があります。さらには商品の販売員を雇う場合は人件費も加わるので、ざっくり言うと【原材料費用+住居費用+人件費】という支出が確定するわけです。収入が”パンの売上”のみであると仮定すると、唯一の収入である”パンの売上”は支出より大きくなければ【赤字経営】と言われる状況になります。細かく言うと確定申告で、利益に対して納税をしなければいけなかったりとしますが割愛します。

この例では、【収入ー支出】という引き算の関係を理解する必要があるという事を紹介しました。仮にー(マイナス)であれば、収入を増やすか支出を減らさないと、いずれ”今の生活”を続けられなくなるからです。「こんな事は当たり前だろ!」という声が多いと思いますが、この基盤である考え方を疎かにしている方が以外と多いのが現実です。この”赤字経営”となった人は〈支出を減らす事〉よりも〈収入を増やす事〉を考える傾向にあります。これは社会的には”働く意欲”といった素晴らしい考え方である一方、【働かざるを得ない】という状況へと進みます。現実的に〈支出を減らす事〉が不可能な場合もありますが、実際の場合ほとんどが【今の当たり前】を崩す事が出来ないだけなのではないでしょうか?労働提供による”時間の切り売り”を主として考えている為、社会情勢の変化にも対応出来ず”抜けるに抜けれない”状態に陥っているのではないかと私は思います。さらには、この状況下によって民間保険による「不安」の煽りを受けて支出が増えてしまっているという人も居るのではないでしょうか?

【生活コスト】は一度上げてしまうと、下げるのは難しいと言われています。現に世の中には人間の欲望を満たす為のあらゆる告知がなされており、たいていの物やサービスは手の届く価格帯の事が多いです。それは当然ながら、提供する側がビジネスとして成立する為に戦略的に調整したものなのです。たしかに生活レベルが上がれば”幸福感”を手に入れる事は出来ますが、間違いなく次の〈新たな欲望〉が生まれます。人生に”正解”や”不正解”などはありません。ただ何気ない日常に【幸せである】と感じる心と、選べる選択肢が多い人ほど生の幅は広がってくるのではないでしょうか?

こあら🐨

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