インフレ?デフレ?どっちがいいの??

こんにちは!コアラです🐨

今回は【インフレ?デフレ?どっちがいいの??】というテーマにしました。さて、皆さんはインフレ・デフレについてどのような意見をお持ちでしょうか?それぞれ言葉の意味と、特徴についてご紹介したいと思います。

まずはインフレ(インフレーション)について、”物価が上がり・通貨の価値が下がる”と言われるのが一般的です。日本通貨である円(エン)を題材に、🍎1個が100円という設定で解説しようと思います。            例)🍎1個=100円                          ①インフレが起こると、、           例)🍎1個=110円                    (物価↑) ・ (円↓)                 ②デフレが起こると、、             例🍎1個=90円                     (物価↓) ・ (円↑)                               インフレ時には110円、デフレ時には90円という事から【物に対するお金の価値】を表す言葉です。

似たような言葉で”為替(かわせ)”という言葉があります。地球上には日本以外にも沢山の国や通貨があり〈円→USドル〉といった【通貨に対する価値】を表す指標とされています。俗に言う「円安・円高」というやつですね。USドル(以後、$で記載)・円を例に、関係性を解説しようと思います。                            例)円:100=$:1ドル                ③円安が起こると、、            例)円:110=$:1ドル                ④円高が起こると、、                例)円:90=$:1ドル                          このような関係性になりますが、     「ん〜それで?」という声が聞こえてきそうなので具体例を出してみます。                    ③のように”円安”が起きると、、      日本から輸出した🍎(100円)はアメリカで0.9ドルで買えるのです。つまり、アメリカ側からすると🍎が安くなったので「買いたい!という人が増える」現象が起きやすくなります。  

「それじゃ円安を進めればいいんじゃない?」という事ではありません。                今現在の日本は、円安が進み海外から見ると【日本の資産は安くなっている】というのが現実です。当然ながら🍎ではなく、電子機器類や不動産、会社までもが海外資産家の資産となってきています。ともあれ、インフレ・デフレを調整するのは日本政府(日本銀行)の仕事ですので、私達に出来る事は限られていますが。。                   さて世界中の物価の違いを知る指標としては、〈ビックマック指数〉というものがあります。皆さんご存知”マクドナルドのビックマック”がいくらで売ってあるのかと考えて貰えればけっこうです。                 現在アメリカ価格669円に対して日本価格390円となっていますので、2倍とはいかないものの約1.7倍ほどの価格差があるのです。また世界中のインフレ率は毎年1〜2%を目標にしており、少しずつ物価上昇する事を良しとしているわけです。それに伴って、国民である私達の所得(給与)も少しずつ上昇するのが理想的ですが、日本においては”給与の維持・物価の維持”が続いてきた歴史があります。対して、諸外国では”給与の上昇・物価の上昇”が行われてきた結果【安い日本】と呼ばれるようになった由来であると思います。

今回は【インフレ?デフレ?どっちがいいの?】というテーマでありましたが結果としては、どちらでもありません。経済の景気に応じたインフレ・デフレ政策を実施しなければ経済は大変な事になります。例えばインフレーションが進み100円だった🍎が500円になると誰も買わなくなりますし、逆にデフレーションが進み🍎が50円になると消費者側としては得をしているように感じます。ですが、🍎を生産する側としては2個売れて1個分の利益になり、60円でも売れないという状況に陥ります。つまり、経済全体でみると不景気となるのです。”今の社会で何が起きているのか”という事が理解出来れば、今後の未来が少しだけ見えてくるのではと思います。

こあら🐨                 

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